愛知・名古屋のSUV専門店 エムズオート4号店(名古屋市天白区)が、タンドラ(TUNDRA)のカスタムをリフトアップ・タイヤサイズ・マフラーの順に整理します。当店で実際に手がけた施工例をもとにした、シルバーウィーク特集の最終回です。

連載の最終回です。
第1回で前型と現行型の違い、第2回で並行輸入車とVINの読み方をご紹介しました。
最後は「買ったあと、どうするか」です。
タンドラは、そのままでも十分に存在感のある車です。
ただ、実際にお乗りになった方から
「もう少し車高を上げたい」「タイヤを大きくしたい」「音をどうにかしたい」というご相談を、本当によくいただきます。
足まわりとタイヤ、そしてマフラー。
この3つに手を入れると、同じタンドラでもまったく違う車になります。
自分の使い方と好みに合わせて仕上げていけることが、この車のいちばん面白いところです。
そして今ある在庫の2台は、どちらもカスタムのベースとして良い個体です。
理由も含めてお話しします。
在庫の2台は、なぜベースに向いているのか

第1回でご紹介した在庫です。
| ① | ② | |
|---|---|---|
| 年式 | 2014年2月 | 2017年4月 |
| グレード | クルーマックス Platinum 4WD | クルーマックス SR5 TRDオフロード 4WD |
| 走行距離 | 37,493マイル | 34,831マイル |
| カラー | Super White | Black |
| 排気量 | 5,700cc | 5,700cc |
ポイントは3つあります。
1. 走行距離が少ない。 どちらも4万マイル未満です。
足まわりに手を入れるなら、元の状態が良いほうが仕上がりが素直になります。
2. M’s Collectionのラインと同じベース世代です。
当店がこれまで手がけてきたタンドラのコンプリートカーは、
2014年モデル以降の1794 Editionと2018年モデル以降のクルーマックスをベースにしたものが中心です。
在庫の2台は、その間に収まる年式です。作業の勝手が分かっています。
3. ボディカラーが対照的です。 ①がSuper White、②がBlack。
後ほどご紹介するとおり、M’s Collectionにはホワイト向けとブラック向け、両方のカスタムラインがあります。

タンドラのカスタムは「上げ方」から決まります
タンドラのお客様は、上げ方にこだわりを持つ方が多いです。
リフトアップの方法には、ブロック(スペーサー)で上げる方法と、車高調整式サスペンションで上げる方法があります。
当店のお客様は車高調整式サスペンションを選ばれることが多いです。
好みの高さに調整できることと、走りの質を落としたくないという理由からです。

リフトアップしない場合の、タイヤサイズの上限
当店の作業から分かっていることをお伝えします。
前型のタンドラの純正タイヤは、255/70R18(18インチ)と275/55R20(20インチ)の2種類です。
SR・SR5は18インチ、Limited・Platinum・1794 Editionは20インチが中心でした。
どちらも外径は約32インチで、ホイールの大きさは違っても、タイヤの外径はほぼ同じです。
リフトアップをしないタンドラに履けるのは、285/65R20(外径35インチ)が上限です。
それ以上は入りません。タイヤハウス内のクリアランスを見ていただくと分かりやすいと思います。
ただし「上限だから簡単」という話ではありません。
リフトアップをせずに285/65R20を装着するのは、通常では考えられないカスタムです。
タイヤハウス内のクリアランスを絶妙に出す必要があり、率直に言って至難の業です。
なお現行型や、日本で正規販売されている2026年モデルは純正サイズが違います。
年式と仕様で純正サイズが変わりますので、上限の数字もそのまま当てはめないでください。
3インチ上げると、どこまでいけるか
車高調整式サスペンションで3インチ上げた場合の実例です。
36インチ外径のオフロードタイヤをフェンダー内に納めた結果、車幅は215cmになりました。
ワイドオーバーフェンダーを組み合わせた仕様です。
タンドラはノーマルでも十分に大きな車です。
そこからさらに広がるということですので、駐車場と普段お通りになる道は事前にご確認ください。
このあたりは、実際にお乗りになる環境をうかがったうえでご提案しています。


マフラーの話
タンドラのカスタムで、見た目の次に多いご相談がマフラーです。
正直にお伝えすると、純正マフラーでは、アメ車特有のデロデロとしたサウンドには限界があります。
そこでM’s Collectionでは、フルハンドメイドのSUS304スペシャルマフラーを製作しています。
左右リアサイド出しステンレスマフラーは、見た目だけのものではありません。
片側4気筒ずつを、メインパイプからサイレンサー、マフラーエンドに至るまで完全に独立させています。
V8特有のサウンドは、この構造から生まれています。前型ならではの楽しみ方です。
在庫①(2014年 Platinum)には、すでにTRDエキゾーストマフラーが付いています。
純正オプションのTRDパフォーマンスデュアルエキゾーストシステムは、
アイドリング時は通常のマフラーとほとんど変わらない音量で、アクセルを踏むほど音が出てくる特性です。
普段は静かに、踏んだときだけという方には、この状態のままでも十分かもしれません。
在庫②(2017年 SR5)はノーマルマフラーですので、ここから好みの音を作っていけます。


M’s Collectionのタンドラ・カスタムライン
M’s Collectionには、タンドラをベースにしたコンプリートカーのカスタムラインがあります。
当店はその取扱店のひとつです。代表的なものを、ベース年式とあわせてご紹介します。
1794 METAL ON BLACK(Metal Collection/ベース:2014年モデル以降の1794 Edition)
大型フロントグリルによるメタルむき出しのフロントフェイスと、漆黒のボディにバランスよく散りばめたメタルパーツで構成した仕様です。
3インチ車高調整式リフトアップ、クロームリベット付きワイドオーバーフェンダー、
サイドオーバルステップ(ブラックポリッシュ)、20インチホイールにBFグッドリッチのオールテレインタイヤ。
先ほどお話しした「36インチ外径を納めて車幅215cm」は、この仕様です。

在庫②(Black)は、この方向に近いベースです。
1794 METAL & WHITE(Metal Collection/ベース:2014年モデル以降の1794 Edition)
同じく1794 Editionベースで、こちらはホワイトのボディ。
20インチのFUELホイールとBFグッドリッチのオールテレインタイヤ、
サイドオーバルステップ(ブラックポリッシュ)、ハードトノカバーの組み合わせです。

在庫①(Super White)は、この方向に近いベースです。
TUNDRA Cross Border(Sports Line/ベース:2007~2013年モデルのクルーマックス)
2013年のコレクションで、東京オートサロン2013に出展した仕様です。
3インチ車高調整式サスペンションによるリフトアップ、クロームリベットが輝くワイドオーバーフェンダー、
35インチ径オフロードタイヤと20インチアルミホイール、左右リアサイド出しステンレスマフラー。

インテリアが面白くて、ベンチシート&コラムオートマにブラックレザーシートを組み合わせています。
本来このグレードに本革シートのオプション設定はありません。
CREW MAX BLACK Insert Wild Edition(Sports Line/ベース:2018年モデル以降のクルーマックス)
2019年のコレクションです。
3インチ車高調整式サスペンション、ワイドオーバーフェンダー、36インチ外径オフロードタイヤに20インチXDホイール。
Advics社製の大径20インチブレーキキャリパーキットと、M’s Collection のロールバー(ブラックパウダーコート)が収まっています。

単品のパーツでも承ります
コンプリートカーでなくても、パーツ単位でのご相談を承っています。
タンドラ向けに用意があるのは、たとえば次のようなものです。
M’s Collection タンドラ用カスタムパーツ一部紹介
- 左右リアサイド出しステンレスマフラー(出口形状は各種。右リアサイド出しの設定もあります)
- 3インチ車高調整式サスペンションキット
- ワイドオーバーフェンダー(50mmワイド)
- サイドオーバルステップ(ブラックポリッシュ)
- トノカバー(ハードタイプ/シャッター式)
- ハードトップ(シェル)
- ベッドライナー
- ロールバー(ブラックパウダーコート)
- 大径20インチブレーキキャリパーキット(Advics社製・大径400mm タンドラ専用)
- クロームドアハンドル(フロント・リアドア左右1台分)
シャッター式トノカバーは、用途に合わせて3段階で開閉できます。
各パーツの価格は、当店ウェブサイトのM’sCollectionパーツ一覧ページでご確認いただけます。
対応車種・カテゴリー・取扱店舗で絞り込みができます。
適合は年式と仕様で変わります。 ご検討中の個体が決まっていれば、そちらに合うものをお調べします。
取付にかかる時間について
「パーツ代のほかに、いくらかかるのか」は必ずご質問をいただきます。
考え方をお伝えしておきます。
工賃は、1時間あたりの工賃(レバレート)×作業時間(工数)で計算します。
作業時間は作業ごとに標準の時間が決まっており、0.1時間刻みです。

もうひとつ。セットになっている商品には、セット用の作業時間が設定されています。
中に入っている部品の作業時間を足し算するのではなく、セットの時間で計算します。
別々に取り付ける場合と、まとめて取り付ける場合では手間が違うからです。
お見積りのときは、この考え方で作業時間をお出しして、内訳をご説明します。
「なぜこの金額なのか」が分からないまま進めることはありません。
車両と一緒にご相談いただければ、納車の時点で仕上がった状態でお渡しできます。
よくあるご質問
Q. 在庫の車をカスタムしてから納車してもらえますか?
A. はい。ご購入と同時にご相談いただければ、作業を済ませた状態でお渡しします。
納期は内容によりますので、まずはご希望をお聞かせください。
Q. リフトアップすると車検は通りますか?
A. 上げ方と上げ幅、そして構造変更の手続きが必要かどうかで変わります。
当店では車検に通る形でご提案し、必要な手続きもあわせて承っています。
Q. 買ってすぐにカスタムしないといけませんか?
A. まったくそんなことはありません。しばらく乗ってみて、
「もう少し上げたい」「音が欲しい」と思われたときにご相談いただければ十分です。
点検やオイル交換でお越しのついでに、実車を見ながらお話しできます。
連載を終えて
3回にわたってお付き合いいただき、ありがとうございました。
- 第1回:タンドラ 前型と現行型の違い|V8からV6ツインターボへ
- 第2回:並行輸入車とは何か|VIN17桁の読み方と買う前に確かめること
- 第3回:この記事
当店では、前型の在庫・現行型の並行輸入・最新型の正規販売の3つをお取り扱いできます。
見比べたうえで決められる、というのは他ではなかなかできないことだと思っています。

実車を見ながらお話ししましょう。
店舗情報
愛知・名古屋のSUV専門店 エムズオート4号店(US TOYOTA)
〒468-0007
愛知県名古屋市天白区植田本町1丁目203
TEL:052-808-7007
定休日:毎週月曜日/営業時間:10:00~20:00
この記事の出典
- 在庫車両の年式・走行距離・カラー・装備:当店の在庫情報(2026年9月18日時点)
- カスタムラインの仕様とベース年式:M’s Collection 公式カタログ(US TOYOTA CUSTOM)
- 前型の純正タイヤ・ホイールサイズ:Wheel-Size.com および当店の取扱い記録
- リフトアップとタイヤサイズの実例、マフラーの構造、取付に関する記述:当店の作業・取扱いの記録
- パーツの一覧:当店ウェブサイト M’sCollectionパーツ一覧
※価格はお問い合わせください。パーツの価格は当店ウェブサイトのパーツ一覧ページでご確認いただけます。
タンドラのご購入・カスタム・買取のご相談は、USトヨタ(逆輸入車)・SUV専門店株式会社エムズオート(名古屋市天白区・全国納車対応)へ。
お電話: エムズオート4号店(US TOYOTA) 052-808-7007 ・ 10:00~20:00 / 定休日:毎週月曜日